環境省が発表した平成22年度の大気汚染状況の調査結果によると、浮遊粒子状物質の環境基準達成率などが悪化したそうです。
原因は黄砂によるもので、広域的に観測された黄砂の延べ日数が、平成21年度の179日から、平成22年度は412日と2.3倍にも及び、年平均値の推移は改善傾向が見られるものの、一般環境大気測定局で5.8ポイント、自動車排出ガス測定局で6.5ポイントと、それぞれ低下しました。
また、光化学スモッグを引き起こす光化学オキシダントの測定結果は、環境基準を達成できた箇所は一つもなく、1時間値の年平均値†1における年間最高値は徐々に増加しているそうです。
†1: 年平均値とは、4月から翌年3月までの1年間に測定された1時間値を全て合計し、その数値を測定時間数で割って、最小単位(0.001ppm等)未満を四捨五入したもの。
ついては、環境基準達成率において、
- 一般環境大気測定局 - 32.4%(11局)
- 自動車排出ガス測定局 - 8.3%(1局)
やはり、中国から飛んでくる黄砂による大気への影響は、無視できないほど大きいようです。
黄砂の影響を除き、国内だけを見た場合でも、、環境基準を達成できないところがあるため、暫くは、黄砂に対する汚染対策と、国内における汚染対策の二正面作戦が必要となりそうですね。
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