2012年03月02日

平成22年度の大気汚染状況、黄砂の影響により浮遊粒子状物質の環境基準達成率が低下

環境省が発表した平成22年度の大気汚染状況の調査結果によると、浮遊粒子状物質の環境基準達成率などが悪化したそうです。

原因は黄砂によるもので、広域的に観測された黄砂の延べ日数が、平成21年度の179日から、平成22年度は412日2.3倍にも及び、年平均値の推移は改善傾向が見られるものの、一般環境大気測定局で5.8ポイント、自動車排出ガス測定局で6.5ポイントと、それぞれ低下しました。

また、光化学スモッグを引き起こす光化学オキシダントの測定結果は、環境基準を達成できた箇所は一つもなく、1時間値の年平均値†1における年間最高値は徐々に増加しているそうです。
†1: 年平均値とは、4月から翌年3月までの1年間に測定された1時間値を全て合計し、その数値を測定時間数で割って、最小単位(0.001ppm等)未満を四捨五入したもの。

この他、平成21年9月に環境基準が設定された微小粒子状物質(PM2.5)
ついては、環境基準達成率において、
  • 一般環境大気測定局 - 32.4%(11局)
  • 自動車排出ガス測定局 - 8.3%(1局)
と、なっており、黄砂の影響によって達成できなかった局が5局(一般:5局、自排局:0局)あったそうです。

やはり、中国から飛んでくる黄砂による大気への影響は、無視できないほど大きいようです。

黄砂の影響を除き、国内だけを見た場合でも、、環境基準を達成できないところがあるため、暫くは、黄砂に対する汚染対策と、国内における汚染対策の二正面作戦が必要となりそうですね。


・参考リンク にほんブログ村 環境ブログへ 人気ブログランキングへ
posted by nekotyou_eco | Comment(0) | TrackBack(0) | ●環境関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月01日

サーバ移転のお知らせ

長らくSeesaaブログを利用してきましたが、この度、サーバを移転することになりました。

サーバの移転は3/3の開始を予定しています。

データの移転及びサーバーの変更により、暫くアクセスしづらくなるかもしれません。

ご了承下さい。

移転後も本ブログをよろしくお願いします。

タグ:お知らせ
にほんブログ村 環境ブログへ 人気ブログランキングへ
posted by nekotyou_eco | Comment(0) | TrackBack(0) | ●お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋田県でイノシシが初めて捕獲される

本来、東北には生息していないはずのイノシシが、秋田県湯沢市で、初めて捕獲されたそうです。

イノシシ県内初捕獲 湯沢で70キロの雄 -asahi.com

生息していないはずの秋田で、イノシシが初めて捕獲され、関係者を驚かせている。イノシシは農作物を荒らすことで知られ、昨年度の被害額は全国で68億円にのぼる。県は2月中にも目撃情報を募り始め、生息状況を調べる。

湯沢市の秋ノ宮温泉郷近くの雪山の斜面で、猟師の菅詔悦(すが・しょう・えつ)さん(67)が今月12日、仕留めた。体長120センチ、体重70キロの雄の成獣だ。長い鼻に、とがった牙が生えていた。狩猟歴47年だが、初めて見たという。「カモシカにしては黒っぽい毛。病気だべかと思ってたら、イノシシだった」

イノシシの生息域は西日本が中心なんだそうです。
北海道はともかく、東北にも生息しているものだとばかり思っていました。
そうではなかったんですね。

実際には、福島と宮城県を除いて、東北における生息域は空白だったそうで、2007年に山形県で、昨年2011年の9月には岩手県で、それぞれ発見・捕獲され、イノシシの北進現象が確認されたそうです。
その数も増加傾向にあり、山形県では年々捕獲数が増えているそうです。

20120227.jpg

確かに、2003年におけるイノシシの分布では、秋田、山形、岩手の各県は空白域となっています。

イノシシが東北で捕獲されるようになった原因としては、温暖化による積雪の
減少、山間部の耕作放棄地の増加などがあり、人為的に放され野生化した可能性
すら取り沙汰されています。

イノシシは雑食性で何でも食べ、稲や芋、リンゴなどの果物、椎茸やわさびに至るまで、実に様々な農作物に被害を与えるそうで、これまでイノシシによる被害の経験がなかった地域における、被害の拡大が懸念されています。

被害を抑えるためにも、一刻も早い対策が求められていると言えそうですね。

にほんブログ村 環境ブログへ 人気ブログランキングへ
posted by nekotyou_eco | Comment(0) | TrackBack(0) | ---生物関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月29日

三重県と中部電力、未利用間伐材と石炭の混合による燃焼実験を実施

三重県と中部電力が、未利用間伐材等の木質バイオマスを用いて、中部電力碧南火力発電所(愛知県碧南市)において、石炭と木質チップの混合による混焼発電の実機試験を実施すると発表しました。

既に、碧南火力発電所では、平成22年9月より石炭と木質バイオマスを約3%
混合した発電を実施していますが、今回の実験では、三重県産の木質チップ供給を進めるため、その適性を確認することを目的としています。

実施日は平成24年2月29日から3月4日までの間で、木質チップの量は50tの使用を予定しているそうです。


・参考リンク にほんブログ村 環境ブログへ 人気ブログランキングへ
posted by nekotyou_eco | Comment(0) | TrackBack(0) | ---バイオマス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月28日

環境負荷が最も高い食べ物は「小エビのカクテル」

二酸化炭素排出量で最も環境負荷が高い食べ物は、「小エビのカクテル」だという研究結果が発表されたそうです。

二酸化炭素の排出量が多い食べ物は、ゲップによるメタンガス排出の多い牛肉
などが有名ですが、エビの養殖は、カーボン・フットプリントで換算すると、エビ100g
あたり198kgとなり、熱帯雨林を牧草地にして牛肉を生産した場合と比べ、10倍もカーボン・フットプリントが高いそうです。

その原因としては、13.4m2のマングローブの林を潰しても1kgしか生産できない生産性の低さに加え、汚染などによって養殖池が3〜9年しか使えない上に、使用不可能になった養殖池が、元の環境に回復するまでに、35〜45年もの長い時間がかかるということが、影響しているようです。

このように環境負荷が高いエビの養殖ですが、養殖池の大半が貧困地域にある上に、エビの養殖は、現地政府にとっても重要な外貨獲得手段ともなっており、対策は一筋縄ではいかないようです。

日本に出来ること

エビの養殖は、主に東南アジアが中心とされており、エビの一大消費国である
日本にも生産国の環境保全を手助けする責務があると言えるかもしれません。

日本の技術によって、元の環境に回復するまでの時間を短くするなど、出来ることはありそうです。

また、日本国内では、屋内型エビ生産システムが開発されているようです(affラボ 世界初の閉鎖循環式「屋内型エビ生産システム」 - 農林水産省)。
自給率の向上によって、環境負荷を低減させる事も一つの方法と言えるかもしれませんね。

にほんブログ村 環境ブログへ 人気ブログランキングへ
posted by nekotyou_eco | Comment(0) | TrackBack(0) | ---環境関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする